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中学野球

勝ちにこだわるのは悪いこと?中学軟式野球クラブチーム

軟式・硬式問わず中学野球のクラブチームを見てみると脱・勝利至上主義を掲げるチームが増えています。

とてもいいことです!

勝ちにこだわらず、バントをしないチームもあるようですが、理由は、バッティング強化と野球の楽しさを求めるからだそうです。

このようなチームが増えたためなのか「バント=悪」と思っている人も増えたように思います。

 

野球はゲーム

野球はルールの中で相手より1点多くとると勝つゲームです。

私は、野球がゲームである以上勝った方が面白いと思います。

勝つために1点にこだわり、バントをすることが悪いように思われるのは心外です。

正直、勝ちにこだわることと勝利至主義が混同されてるように感じてます。

ちなみに勝利至上主義とは、

スポーツ競技などで、相手に勝つことを絶対的な目標とする考え方。中学や高校の部活動においては、行き過ぎた指導や長時間の練習による生徒への影響、暴力・体罰の発生による弊害などが問題視されている。

コトバンク

 

要するに勝利至上主義とは、勝つために選手を酷使したり、暴力暴言威圧したりすることであって、勝ちにこだわりベストメンバーで試合に挑んだり、バントすることとは違います。

ベストメンバーとは、現状のベストメンバーのことです。

ダブルヘッダーで連投させたり、けが人を無理に使ったりせず、そのなかで勝ちにこだわることが野球というゲームだと思います。

普段から、公式戦では勝ちにこだわりベストメンバーで戦うと選手・保護者に伝え、練習試合では、選手全員を試合に出し、経験を積ませながら平等にチャンスを与える。

そのなかでレギラーになるために、自主的に練習をする選手が増えることがクラブチームの理想だと思います。

自主的に努力することは、高校や社会に出てからも通じるものだと思います。

そのため指導者は、間違った自主練習(故障するなど)をしないようにコントロールする知識が必要です。

最後に、

野球はゲーム。

ゲームである以上、勝ち負けにこだわっていいじゃない!

 


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