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楽天が西川遥輝を獲得した今、ノーテンダーを考えてみる

楽天が前日本ハム西川遥輝の獲得を発表 今オフ自由契約「心機一転、また一からやる気持ち」

楽天は22日、日本ハムを自由契約となっていた西川遥輝外野手(29)と入団基本合意に至ったことを発表した。

以下省略

12/22 デイリースポーツ

大田選手につづいて、西川選手もチームが決まりました。

今回は西川選手のノーテンダーについて考えてみたいと思います。

ノーテンダーとは球団側が契約の意思表示をしないことらしいですが、日ハムのコメントをみると年俸が減ってもいいなら残る余地あるようです。

「年俸分の働きをしていないからめっちゃ減らすけどいい?」と交渉前に言っているってことでしょうか?

2015年に広島時代の木村昇吾選手がFA宣言しながら所属球団が無しなった例があります。

なんとなくですが、今回の3選手にはこの恐れがあったかもしれません。

西川選手の実績は素晴らしいですが、スピード選手で29歳とういのはネックです。

さらに近代野球で走り続けてきた選手は短命です。

元・阪神赤星選手(250)、元西武・片岡選手(226)、元SB・本田選手(225)など

仮に西川選手(193)が他球団とのFA交渉が難航した場合、日ハムは相当低い条件提示になったでしょう。

※カッコ内は一番走っていた5年(連続)の盗塁数

この4人は5年間で年間平均40~50盗塁しています。

で、赤星選手は9年、片岡選手は12年、本田選手は13年で現役を終えました。

3人は社会人経由でプロ入りしているので一概に比較できませんが、西川選手は来季11年目です。

高卒1年目で7盗塁、高卒2年目は20盗塁し、10年で311盗塁と走り続けています。

皮肉なことですが西川選手の実績が素晴らしいがため、盗塁の蓄積疲労が契約の不安材料になったのだと思います。

私は、あと2.3年は、西川選手が活躍すると思っています。

足のスペシャリストの宿命を背負いながら

頑張れ西川!!