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野球つれづれ

複数年契約が変わってきたぞ。

ソフトバンク・武田は4年6億で契約「最大の評価をしていただいた」

ソフトバンク・武田翔太投手(28)が22日、ペイペイドームで契約更改交渉に臨んだ。9000万円アップの1億5000万円プラス出来高払い、変動制の4年契約でサインした(金額は推定)。順調にいけば来季国内FA権を取得する右腕に、球団は大型契約を提示した。

「ここ数年の成績を考えても、最大の評価をしていただいた。感謝しかないです。僕も福岡が好きですし、少しでもホークスの力になりたいと思っていますし、ホークスにいたいと思ったので。快くサインさせていただきました」

今季は開幕ローテをつかみ4勝5敗、防御率2・68。後半戦は右手示指腱鞘炎の影響で1軍登板はできず、そのままシーズンを終えてしまった。「ふがいない。そのひと言です」。通算63勝の右腕は順調にいけば来季中に国内FA権を取得するだけに、球団も最大の誠意で、ホークスに引き留める形となった。

以下省略

12/22サンスポ

FA取得前に複数年契約。

これが正しい複数年契約だと思います。

今までの複数年契約ってFAになってからでしたよね。

そうなると30代で複数年契約ってかたちが増えます。

科学的なトレーニングが普及し、球速やスイングスピードなど年々レベルが上がっています。

そうなると加齢による動体視力、瞬発力(筋力)、判断力の衰えは致命的になります。

例えば一流選手だった鳥谷選手、金子千尋投手、糸井選手など32歳~35歳で複数年契約を結びましたが・・・・

これは仕方ないんです。野球が変わったんです。

だから複数年契約も変わるんです。

今回の武田投手はFA前で28歳ですから、4年契約が終わるのは32歳。

ちょうど鳥谷選手や金子投手が大型複数年契約をした年齢です。

メジャーでも30代からの複数年契約は難しいようですし、日本も32、3歳での3~5年の複数年契約なんてものはなくなるでしょう(未来の監督候補は別)。

そうなると武田投手のようにFA前に複数年契約が主流となり、今後はFA市場は盛り上がらなくなっていくのではないでしょうか。