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高卒ルーキー捕手・松川虎生は1年目で正捕手になれるか?

【ロッテ】松川虎生が67年ぶり高卒新人開幕マスク白星「いい配球ができたかな」3投手リードで完封

ゲームセットが告げられると、松川は初めて表情を緩めた。「すごく緊張したんですけど、ゲームに入っていく中でいい緊張感を持ちながら9回までいけた。いい配球ができたかな」。守護神・益田とグータッチを交わし、勝利の喜びをかみしめた。

 プロ初出場となった開幕戦。プロ9年目の開幕投手・石川を含む3投手の完封リレーを演出し、チームの開幕戦2連敗を阻止。06年の西武・炭谷(現楽天)以来史上3人目となる高卒新人開幕マスクで、勝利を挙げるのは実に55年の谷本以来、67年ぶりの快挙。球団では史上初と期待の18歳が歴史に名を刻んだ。

以下省略

3/26 スポーツ報知

まさか、現代野球において高卒ルーキーがスタメンマスクをかぶるとは思いもしませんでした。

本当にスゴイことです。

今後、松川選手が何試合に出場するのか?どのくらいの打撃成績を残すのか?正捕手になれるのか?とても楽しみです。

そこで、高卒ルーキーで1軍経験をした主な選手(楽天・炭谷選手、谷繁選手、西武・森選手)の数字を見てみたいと思います。

 

炭谷選手は松川選手と同じく開幕マスクをかぶりました。

炭谷1年目

試合数54 打席数146 打率181

本塁打3  打点14

100試合以上出場(112試合)するのは4年目

 

谷繁氏は開幕から1軍フル帯同。

谷繁1年目

試合数80 打席数171 打率175

本塁打3 打点10

100試合以上出場(114試合)は5年目

 

森選手は、高卒1年目に捕手として24試合、主に指名打者。

森1年目

試合数41 打席数92 打率275

本塁打6 打点15

100試合以上出場(128試合)は5年目

このように、先輩高卒捕手達でも1年目から正捕手としての数字を残してはいません。

100試合以上マスクかぶるまでに4~5年かかっています。

「開幕マスクだから」「開幕1軍だから」といって正捕手が保証される訳ではなさそうです。

ただ、1年目に7試合出場した同じロッテの田村捕手は、3年目に開幕スタメンに抜擢され117試合出場。

高卒3年目に120試合、打率308、本塁打15、打点68を記録した城島氏のチームメイトだった井口監督。

若い捕手を抜擢した実績のあるロッテ、城島氏を近くでみていた井口監督。

早くに正捕手になる土壌は整っています。

私の予想は、試合には休み休み出場しながら怪我だけ注意し、80~100試合。

打席は300~350、打率は210、本塁打は5~8本、打点30~40。

この数字が残せれば、2年目で正捕手になれるはず!!

 


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